医局紹介

山梨県全体を医療圏として県内全体の循環器疾患の 救命・救急医療も担っております。冠動脈インターベンション数 は年間200例を越え、県内で1、2位であり、全国国立大学法人 医学部附属病院の中でもトップテンに入っており、冠動脈インターベンション学会から研修病院に認定されています。
また、肺がん診療も含め県内の呼吸器疾患全体に対応しております。卒後研修および卒後後期研修の充実のためにプライ マリーケアもできるように循環器のすべての症例を積 極的に受け入れています。久木山教授の指導で徹底した病診 および病病連携を築き、地域に高度医療を提供しています。

スタッフ紹介

スタッフ紹介

卒前教育

知識偏重の医師よりも倫理感あふれ患者の立場に立った患者 から信頼される医師の育成が必要と考えます。そのために、一 方的な知識伝授が主体の講義を必要最小限とし、臨床実習を 重視しています。充実した臨床実習を経験してもらうために、当 科ではプライマリーな疾患から稀な症例まで豊富な症例を診療 しており、指導医の下これらの症例の主治医となり症例から学 んでいただきます。

研究

常にリサーチマインドを持つことが「良医」になるため必要です。

入局者は卒後10年の間に1~2年間(臨床的テーマ)または3~4年間 (基礎的テーマ)研究を行うことを原則としています。

研究テーマの選択は基本的には本人の希望を重視しますが、循環 器疾患に対する先端医療開発に関連する研究テーマが主 体となります。

医学博士学位の授与は研究論文が英文雑誌に掲載されることを必要とします。

臨床的テーマの場合には、診療しながらduty workがresearch work に直結できるようにしており、臨床的技能をレベルアップしながら研究 も同時にできるように工夫しています。久木山教授のこれまでの業績 の多くは臨床的研究であり、久木山教授は一般診療を行いながら質 の高い臨床研究を完遂するための他の医局・指導者にはないノウハ ウを持っています。

大学医局に戻らず学外の関連病院に勤務しながら勤務先病院の臨床 データを解析する研究の指導もしています。

基礎的テーマの場合、大学院生として研究主体に従事していただき ます。臨床のdutyはほとんど免除されます。研究テーマは臨床に直に応 用できる内容とし、インパクトファクターで最低10以上の雑誌に掲載される ように指導いたします。院生終了後に、米国留学しさらに研究を深めるこ とができるようにあらゆる支援をします。